第16号第17号合併号
一碁一会
“Ichigo Ichie”Sociedad de Inter Cambio Internacional de Go
2019年 2020年 活動記録
内容
記事1... 3
第13回定期総会 2019年4月21日 国民宿舎つくばね... 3
記事2... 5
2019つくばね囲碁大会 2019年4月21日~22日... 5
記事3... 7
第340回世界アマチュア囲碁選手権 島根・松江大会 報告... 7
記事4. 10
チリの積極派青年ニコラス... 10
記事5. 13
2019年度役員体制... 13
HP のリニューアルについて... 14
総会は北海道や関西からも参加、正会員36名に委任状18名、合計54名で、正会員72名の半数を優に 超え、かつてないほどの盛会となった。議長に荻野理事を、議事録署名人に合田代表理事と西島事 務局長を選出し、議事に入った。
1号議案の30年度事業報告を吉田が行い、2号議案の同会計報告は桝 山理事が、監査報告を山下監事が行った。 続いて、3号議案の31年度事業計画を西島事務局長が行い、4号議案会計予算を桝山理事が行った。
多様で豊富な活動に伴い、会計はひっ迫してきており、会費値上げの議論がなされた。アンケートも行い、 今後の役員会で検討することとなった。第5号議案留学生基金の報告は吉田が行い、同監査報告を平岡 監査役が行った。最後に6号議案新役員の提案を西島事務局長が行い、満場の拍手で承認されました。
なお、現行役員の任期は5月31日までで、6月1日から新役員にバトンタッチされます。代表理事を務めこられた合田さんは理事にとどまるものの、代表理事は杉目理事にバトンタッチし、副会長に荻野理事が 就任。、菅田理事及び窪田理事は退任。長い間お疲れさまでした。
新たに西原口さん、野々垣さん及び大阪の奥村さんが理事に就任されました。(代表理事の選任や役員分担は6月19日の理事会で決定。)
2 提案可決された議案についてすべて添付します。
引き続き翌日の昼まで39名(チリからの囲碁研修生も含む)で恒例の囲碁大会を行った。西島事務局 長から報告文を頂きましたのでご紹介します。(何枚かの写真は省略させていただきます) 2019年 つくばね囲碁大会 報告 平成31年4月25日 西島 昭 2019年4月21日(日)~22日(月)の2日間にわたり、全国から総勢40名が集まりSIIG合宿大会が行われた。
このうち鄒海石先生を除くプレイヤーは39名で、この中には、6月に松江市で行われる第40回 世界アマチュア囲碁選手権戦にチリ代表として参加するニコラス・シュローテルさんもいた。彼は、囲碁 上達のため事前に来日(3月21日)、現在、阿佐ヶ谷の洪道場で腕を磨いている自主留学生である。KGS 3Dの腕前とのことで私も4月2日新宿で行われた歓迎碁会で対局したが負けた。阪本さんも先番だと いう相当の実力者である。 会場は今年も、名峰筑波山の中腹にある国民宿舎つくばね。このところ温暖快晴が続き、関東では ところにより、真夏のような暑さとか。
今回も遠く北海道、兵庫、大阪、静岡の会員が参加してくれた。 対局は持点制によるハンデ戦、あまりハンデを多くしないよう点数順にA、B、Cの各組13名ずつに 分け、各回戦ごと各組抽選で 1 名を不戦勝とし、鄒先生に指導碁を打ってもらった。 第1回戦は総会終了後の16時 45 分ごろから18時半頃まで、2回戦は夕食終了後の20時半頃から行 われ、3回戦まで対局してもらった。
翌日は朝食終了後の8時半ごろから4回戦と5回戦を対局。 今年も各組ごとに、はじめ点数の近い人同士、次に勝者同士あるいは敗者同士など適宜組み合わせ を行ってもらい、星のつぶし合いとなるよう対局していただいた。 鄒先生の指導碁は、抽選で不戦勝となった人のほか、その日の本番対局を終わった人から随時受けて いただき、翌日昼前まで3面打ちなどで延18名が指導していただいた。
今回は、先生と秋山さんは急いで東京に行かなければならないということで恒例のワンポイントレッ スンは次の機会の楽しみとすることになった。 今年の対戦結果は、B組の藤石さんはただ一人5戦全勝で見事な優勝であったが、そのほかは4勝1敗
が複数いて、スイス方式で順位を決めたが、それでも決着がつかず当会のルール(高齢者優先)で決め た組もあった。
今年の成績優秀者は次の通り
A組 優勝 杉目正尚 準優勝 阪本好伸 第3位 畝 邦弘 B組 優勝 藤石克朗 準優勝 宮田征雄 第3位 粒良文洋 C組 優勝 佐々木孝司 準優勝 川井正紀 第3位 粟野幸一 今回も合田会長とご家族に碁盤碁石の用意や会場設営など大変お世話になりました。ありがとうご
ざいました。
参加選手は地域別につぎのとおり
北海道 味村隆史 杉目正尚 茨城県 合田寅彦 吉野公義 千葉県 粟野幸一 西島昭 藤石克朗 牧野駿一 八木竹彦 湯浅荘三郎 埼玉県 荻野進 川井正紀 窪田光哉 佐々木孝司 西原口晃 野澤克行 野々垣悦宏 増田昌昭 宮田征雄 吉田隆 東京都 秋山賢司 今里浩一郎 畝邦弘 阪本好伸 下西惇夫 高村善雄
田中工輔 粒良文洋 平岡勝男 山下隆史3 神奈川県 進哲美 杉田雅彦 関口清 静岡県 高渕秀喜 大阪府 奥村佐二郎 佐藤亜紀夫 山本忠弘 兵庫県 長谷川加奈美 チリ共和国 ニコラス・シュローテル
総会に引き続き翌日の昼まで恒例の囲碁大会を行った。全国から総勢40名が集まりSIIG合宿大会が行 われた。このうち鄒海石先生を除くプレイヤーは39名で、この中には、6月に松江市で行われる第40回 世界アマチュア囲碁選手権戦にチリ代表として参加するニコラス・シュローテルさん(前チリ囲碁連盟会長)もいた。彼は、囲碁 上達のため事前に来日(3月21日)、当時、阿佐ヶ谷の洪道場で腕を磨いている自主留学生。KGS 3Dの腕前とのことでSIIG上位クラス人と対等格の相当の実力者であった。名峰筑波山の中腹にある国民宿舎つくばねは2日間貸し切りでいつでも対局可能なので嬉しい。
このところ温暖快晴が続き、関東では ところにより、真夏のような暑さ。 今回も遠く北海道、兵庫、大阪、静岡の会員が参加してくれた。 対局は持点制によるハンデ戦、あまりハンデを多くしないよう点数順にA、B、Cの各組13名ずつに 分け、各回戦ごと各組抽選で 1 名を不戦勝とし、鄒先生に指導碁を打ってもらった。
第1回戦は総会終了後の16時 45 分ごろから18時半頃まで、2回戦は夕食終了後の20時半頃から行 われ、3回戦まで対局してもらった。 翌日は朝食終了後の8時半ごろから4回戦と5回戦を対局。 今年も各組ごとに、はじめ点数の近い人同士、次に勝者同士あるいは敗者同士など適宜組み合わせ を行ってもらい、星のつぶし合いとなるよう対局していただいた。 鄒先生の指導碁は、抽選で不戦勝となった人のほか、その日の本番対局を終わった人から随時受けて いただき、翌日昼前まで3面打ちなどで延18名が指導していただいた。
今回は、先生と秋山さんは急いで東京に行かなければならないということで恒例のワンポイントレッ スンは次の機会の楽しみとすることになった。 今年の対戦結果は、B組の藤石さんはただ一人5戦全勝で見事な優勝であったが、そのほかは4勝1敗 が複数いて、スイス方式で順位を決めたが、それでも決着がつかず当会のルール(高齢者優先)で決め 組もあった。
今年の成績優秀者は次の通り
A組 優勝 杉目正尚 準優勝 阪本好伸 第3位 畝 邦弘 B組 優勝 藤石克朗 準優勝 宮田征雄 第3位 粒良文洋 C組 優勝 佐々木孝司 準優勝 川井正紀 第3位 粟野幸一
今回も合田会長とご家族に碁盤碁石の用意や会場設営など大変お世話になりました。ありがとうございました。
参加選手は地域別につぎのとおり
北海道 味村隆史 杉目正尚 茨城県 合田寅彦 吉野公義
千葉県 粟野幸一 西島昭 藤石克朗 牧野駿一 八木竹彦 湯浅荘三郎 埼玉県 荻野進 川井正紀 窪田光哉 佐々木孝司 西原口晃 野澤克行 野々垣悦宏 増田昌昭 宮田征雄 吉田隆 東京都 秋山賢司 今里浩一郎 畝邦弘 阪本好伸 下西惇夫 高村善雄 田中工輔 粒良文洋 平岡勝男 山下隆史3 神奈川県 進哲美
杉田雅彦 関口清 静岡県 高渕秀喜 大阪府 奥村佐二郎 佐藤亜紀夫 山本忠弘 兵庫県 長谷川加奈美 チリ共和国 ニコラス・シュローテル
2019/6/9
SIIG 関口 清
第40回世界アマチュア囲碁選手権は島根県松江市にて6月1~5日の間、島根県民会館にて開催されました。関口は日本棋院からの依頼により、大会中の英語・スペイン語通訳としてフル参加しました。以下にその概要と感想を報告します。
1. 大会概要
参加国・参加選手:59か国、59名
競技規定:スイスシステムによる8回戦。オール互先、6目半コミ出し。
持ち時間は一人60分、のち30秒の秒読みを3回まで、時計を使用。
6月1日午前、羽田より選手全員出雲空港経由松江市に到着、松江城等の観光後ホテルにチェックイン。午後に地元囲碁愛好者と参加選手との囲碁対局イベントの開催。
18:00より開会式、レセプションがホテル一畑にて開催された。
日本棋院小林覚理事長以下囲碁界の多くの関係者、島根県・松江市の関係者、国際囲碁連盟役員、参加選手、島根県他多数の囲碁関係者等の参加による盛大な会であった。
アトラクションも地元の有名な内容盛りだくさんの見ごたえのするものであった。
6月2~5日の4日間、一日2局(午前1局、午後1局)の計8回戦の対戦。
6月5日夕方に閉会式・表彰式が行われた。その後上位入賞の4選手にドーピング検査の実施。
6月6日は足立美術館、出雲大社を訪問後羽田に到着。観光は非常に好評であった。
審判は3人、審判長として武宮正樹9段、審判員二人は関西棋院の今村俊也9段、
日本棋院棋士で地元にて活躍されている桑本晋平7段が務められた。
プロ棋士として、理事長の小林覚九段、大会実行委員長の大淵盛人九段、マイケル・レドモンド九段、神田英九段、宮崎龍太郎七段、小林千寿六段、吉原由香里六段、青葉かおり五段、小松大樹三段等の皆様も参加されていた。
2. 大会での対戦結果
上位8位は以下の順であった。
1位中国、2位韓国、3位中国ホンコン、4位USA,5位ハンガリー、6位カナダ、
7位ウクライナ、8位日本。
一位の中国は8戦全勝、2位韓国は七勝一敗、第6回戦での中国・韓国戦が実質の決勝戦でした。中国の半目勝ちでしたが、コウ争いを含む非常な熱戦でした。
日本代表は16歳の川口つばさ君でしたが、中国、韓国,ホンコンに敗れての5勝3敗にて残念ながら8位となりました。
SIIGに関係のあるスペイン語圏、中南米からの選手の結果は以下の通りです。
チリ30位4勝4敗、アルゼンチン33位4勝4敗、ブラジル43位3勝5敗、
スペイン44位3勝5敗、コロンビア46位3勝5敗、メキシコ47位3勝5敗、
ガテマラ52位3勝5敗
チリ、アルゼンチンの二人の4勝4敗は善戦といえますが、ラッキーな面もありました。
全体的にはまだ中の下のレベルでしょう。2勝組(トルコ、モンゴル、アゼルバイジャン、ブルガリア、フィリピン、インド等)はさらに下のレベルでした。
上位のホンコン(3位)、USA(4位),カナダ(6位)、シンガポール(9位)中華台北(11位)、ニュージーランド(13位)等は中国、台湾系の人々で、中国語で語り合う仲間でした。
3. SIIGとしての親善夕食会
西島さんからの依頼もあり6月2日にSIIG主催の歓迎夕食会を地元の居酒屋で開催しました。先方参加者はコロンビア(2名)アルゼンチン、チリ、メキシコ、グアテマラ、スペイン、ブラジル そしてラテンアメリカ担当のロペス理事の9名、
日本側は
菊本、三島、門脇、田中、関口の5名、計14名での楽しい歓迎夕食会でした。
4. ドーピングテスト
今回初めてドーピング検査というものに立会人(Chaperone)という立場で参加しました。これは大会関係者とは別の第3者が行うそうで、通訳という立場は第3者として問題ないとのことで日本棋院から依頼されました。IDTM(International Doping Tests & Management)というストックホルムにある国際組織が今回の担当で、事前に検査官から実施要領の説明を受けました。内容的には尿検査のみ(血液検査は行わない)の立会でしたが結構厳格で、トイレでの採尿にも立ち会いました。私の場合は4位となったUSA代表でしたが採取した90mmlの尿は2つの容器に別々に入れられ、ドイツの検査機関に送って検査するそうです。上位入賞者4人がドーピング検査の対象でした。
5. 全体の印象
やはり中国、韓国のレベルは高いと感じさせられました。各国代表の中には中国語圏の強い代表が多く、次に欧州勢が続く感じでした。中南米からの代表はまだ中の下の方のランクです。全体的にAI碁の影響が強く早い段階での3x3入りや、付けが目立ちました。
松江市は静かで、宿泊した宍道湖湖畔ホテルの眺めも良く、もてなしも最高で参加者は皆喜んでいました。宿泊したホテルの2階には囲碁を打てる大部屋が用意されていましたが、毎日大勢の選手達が酒を飲みながら碁を打ち楽しい時間を持っていました。
その中でも中国語関係の選手は彼らで固まり、中国語での会話、検討会で、欧州、中南米等の他の選手が入り込めない状況でした。
来年の世界アマ囲碁選手権大会はロシアのウラジオストックでの開催とのことでロシア関係者から簡単な紹介がなされました。
中南米参加者を中心に松江大会の印象を聞きますと日本特有のおもてなしの配慮を感じさせたサイドイベント等も多く、観光も充実しており、楽しい大会であったようです。
私にとっても楽しい充実した日々でした。
以上
2019年6月22日 西島 昭
日本とチリの関係は1897年の通商航海条約以来、経済文化両面で交流が続いている。近頃はチリ産の格安ワインは個人的にお気に入りだ。
SIIGは2007年にチリを訪問(この頃私はまだ会員でなかった)、さらに2011年に再訪問している(この時私はキューバに滞在中で参加できなかった)。そして、チリの囲碁留学生愛称バルトが合田さん宅に3か月滞在したのは2010年、2018年にはセルヒオ青年がやはり3か月合田さん宅にお世話になって囲碁を学んだ。
この間、2015年10月に韓国で囲碁を勉強しているイグナシオ青年が短期で日本に滞在、2017年12月にはモンテェルさんが世界アマチュアペア碁選手権戦で来日、そして今度は、6月上旬松江市で行われた第40回世界アマチュア囲碁選手権大会にカール・ニコラス・シュローテル・メンデスさん(愛称ニコラス)がチリ代表としてやってきた。ニコラスは前チリ囲碁連盟会長とのことで相当の年齢かと思っていたが30歳の好青年だった。
なんと、事前に囲碁を勉強するとのことで3月20日に来日、プロ養成でも定評のある洪道場に宿泊してプロ候補の若手とともに勉強して大会に臨んだ。
最近のアマチュアはネットで最新の定石や戦型などを学ぶことができて急速に腕を上げている。当然のように、AIの手法も学びながら大会に臨んでいる。また、今年の大会では、中国人があちこちの国の代表として参加していて、全体のレベルが大幅に上がっている。
ニコラスは、10年前にもこの大会に参加したとのことで、其の時は2勝6敗で順位はかなり下だったので今度はできれば20位ぐらいにはなりたいと言っていた。結果は4勝4敗で59人中の30位。しかし、3段で登録して4段の選手にも勝ったりで、立派な成績と云える。
ニコラスの日本滞在中、私は何回か彼と楽しい時を過ごすことができた。まずはじめは、4月2日、阪本さん及び阪本さんが10年以上前JICAの囲碁指導員としてチリ滞在中に同期だった柔道家の今里さん、JICAの取りまとめ役今西さん、そしてSIIGからは湯浅、窪田、粒良、西島がニコラスを囲んで集い、囲碁対局のあと、近くの居酒屋で歓談した。ニコラスは日本酒もかなりいけるので忌憚なく楽しむことができた。ゴールデン街にも阪本さんと3人で行った。
次は4月22日つくばねの大会に招待した。阪本さんが先番で打つ実力なので参加者の上位にランクした結果、3勝2敗とまずまずの成績だった。
次は、5月3日池袋の例会。谷宮さんに先番で打ってもらったが、谷宮さんは初対面の相手だったのかしっかり油断なく打ち、白番中押し勝ちとなったが見ていて楽しい碁であった。その後、居酒屋でワイワイ懇親を深めた。
その次は5月21日火曜日。西原口さんから連絡があり、ニコラスがお世話になった方にお礼を言いたいということで、日本棋院でニコラスを囲んで、合田さん、西原口さん、私が集まった。多分、チリ人セルヒオが合田さんにお世話になったので、当時チリ囲碁連盟会長だったニコラスは合田さんにお礼を言いたかったのかもしれない。そこで私は2度目のニコラスとの対局。前回(4月21日)は私の負け、今回は私の勝ち。ほぼ同レベルの実力と思うが、気配りのニコラスが、まさか???。懇親会は馴染の居酒屋テング。支払はニコラスが率先して行ってしまった。
その次は、6月7日、池袋の例会にて。松江の大会は5日に終わり6日は観光日、翌日午前のフライトで東京に戻ったのかもしれない。ここでまた谷宮さんに一局打ってもらった。ニコラスの着手は前回よりしっかり打っているように見えた。厳しい戦いを経験してきて腕が上がったのかもしれない。
交流対局の後居酒屋で懇親会。さらに谷宮、山下、西島、ニコラスは、ゴールデン街に行き、谷宮さんの行きつけの店、一歩というプロの将棋棋士が集まるところに行き、将棋を指したりした。ニコラスは将棋は初めてだったが覚えが良く、早速谷宮さんと見よう見まねで指していた。さらに3件目は、歌舞伎町ど真ん中の立ち飲みバー。なんと支払いはニコラスが行った。いよいよ私は酔って、最後は馴染の碁会所秀策でごろ寝。自分ながらヤレヤレ。
阪本さんからの連絡で、ニコラスは11日に帰国するが、その前の9日、お世話になった人に一献差し上げたいとのこと。阪本さん、今里さん、下西さん、谷宮さん、窪田さんとともに集まった。日本人グループは、海外の若者に勘定を払わせるのは具合が良くないとの思いから、日本の慣行ということで、熨斗袋にBON VOYAGEの挨拶状とともにお餞別を贈ることにした。
話が盛り上がりかなり出来上がった勢いで、最後の一局ということで、阪本、谷宮、西島、ニコラスは碁会所秀策に向かい交流対局を行った。そしてさらに、当日の激しい雨の中、思い出横丁に向かい、外国人観光客に交じって、もつ焼きを楽しんで解散した。
世界大会に参加する前、ニコラスは京都、奈良、大阪を観光するとのことだったので、長谷川加奈美さんを紹介したところ、長谷川さんは十分の引き回しで、ニコラスに思い出深く日本を楽しんでもらったようであった。
ニコラスはお燗酒も刺身も納豆も好きという。お銚子を両手に持ちお猪口に注いでくれたりする。二次会三次会も断らない。時にはお勘定を率先して払ってくれる。世界大会に出場した日本代表川口少年とも洪道場で親しくなったようだ。これまでの外国人とはちょっと違う積極型人間だ。来年1月、SIIGはチリを訪問する。再会が楽しみである。
新役員体制
新代表理事に 杉目正尚氏選出 SIIG 新役員体制スタートへ 事務局長は引き続き西島氏に <6 月 19 日、4 月総会で選出された新役員が集まり、代表理事と役員分担について協議しました。 その結果、代表理事に杉目正尚氏(北海道)を選出、役員分担も決め、新体制がスタートしました。 要の事務局長は引き続き西島理事が担当します。早速、新会長(=代表理事)から挨拶文をいた だきましたので、ご紹介します。>
新任挨拶 SIIG 会長 杉目正尚
知らない街を歩いてみたい、知らない国で碁を打ち、酒をかわしたい。若いころはネットのHPだ けを頼りにブラジル、アルゼンチン、ペルー、メキシコ、キューバと渡り歩きました。そう、2004 年に 研修を終えた息子に医院を任せ、妻を連れてスペインの旅1か月。ここでつまずいたんです。マドリ ッドの地下鉄で首絞められ身ぐるみ剥がされました。以来、妻は私の旅行計画をシカト。 寂しく思ってた頃、週刊碁の記事で SIIG 発見、新しい旅仲間見つけました。県代表クラスの打ち 手、中南米に長期駐在していた元商社マン、大使館に通じる人たち、こりゃあ頼もしい、皆で行けば 怖くないぞ、ラテンアメリカ。 半分現役の僻地医ゆえ、参加できない事も多々ありますが、限界集団の若手として、できる限り ご奉公したいと思います。
〇新役員体制● 理事及び監事は再任も可能ですが、任期 2 年で、この 6 月 1 日から 2021 年 5 月 31 日まで努めることになります。役割分担は次表のとおりです。 役員役割分担 役 職 氏 名 所属都府県 役割分担 理事(再任) 杉目正尚 北海道 会 長 理事(再任) 合田寅彦 茨城県 一碁一会編集 理事(再任) 荻野 進 埼玉県 副会長 理事(再任) 川井正紀 埼玉県 会 計 理事(新任) 西原口晃 埼玉県 広報・HP担当 理事(新任) 野々垣悦宏 埼玉県 事務局サブ(行政対応) 理事(再任) 吉田 隆 埼玉県 事務局(行政対応) 理事(再任) 粟野幸一 千葉県 東京例会等2 理事(再任) 西島 昭 千葉県 事務局長 理事(再任) 湯浅荘三郎 千葉県 ペルー交流 理事(再任) 粒良文洋 東京都 広報(通信他)チリ交流 理事(再任) 桝山俊次 神奈川県 理事(新任) 奥村佐二郎 大阪府 監事(再任) 吉野公喜 茨城県 監事(再任) 山下隆史 東京
西原口 晃
はからずも、HP のリニューアルを担当することになりました。 話しの発端は、SIIG として今後新しい会員の獲得が至上命題であり、SNS など今流行のメディア媒 体などを広く駆使して、当会の魅力を臨機に外部に発信すべき との声が一部の会員から上がり ました。 初めに検討の対象になったのは Facebook ですが、残念ながら当会ではそれを使用している会 員が非常に少ないことから、先ず代表的な広報媒体である HP の充実が優先ということになりま した。 現在の HP は、約 10 年前に作成されたもので、パソコン画面では特に痛痒は感じないのですが、 スマホ画面で見ると、「文字が小さくなって読みづらい」「それを拡大すると、文字が画面からはみ 出して、横にスクロールしないと読めない」という操作上の不便さがありました。
また、メンテを外部委託しているために、更新が適切なタイミングでなされず掲載情報が古く なっているとの指摘も受けています。 これらの問題点を役員会に諮りその承認を得て、今回スマホやタブレットの画面にも対応できる HP にリニューアルする作業に着手しました。
これから若い会員を獲得する、また当会のミッションである外国人のシンパを増やすという当会 の課題を達成するためには、今や彼らの日常の必需品であるスマホ画面からストレス無く SIIGのHP を閲覧できるように することは不可欠です。 同時にコンテンツの更新も会員自身の手で随時行えるような仕組みにして、情報の鮮度にも留 意していきたいと思っています。 本 HP のリニューアルは 10 月末目途をメドに完成させる予定ですので、ご期待下さい。
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